全国のみなさんこんにちは!三月にはいって仕事もプライベートも
忙しい時期ですね!当店も新生活シーズンで社会人になる方々の
お車のご契約が非常に多くなっています!
三月、四月は出会いと別れの季節なんて言いますが
私たち車屋さんがこの時期に悩むのは花粉です!
ピカピカに洗車した展示車も次の日には花粉で真っ黄色!
花粉はそのまま放置するとボディを痛めてしまうので
放っておくことも出来ないし、、、なくなく洗車の日々です笑
皆さんは黄色っぽい細かい粒子が車にたくさん付着していた経験はないでしょうか。
もしかするとそれは花粉や黄砂が原因かもしれません。
車に付着した花粉や黄砂を放っておくと洗車でも落としづらくなったり、
シミになることもあります。
そこで今回はプロが教える車にこびりついた花粉や黄砂の落とし方から、
シミを防ぐポイント、おすすめの清掃道具も紹介致します!
まずは車に花粉や黄砂が付着するとどんな影響があるのか確認していきます!
汚れ自体は似ていますが、花粉と黄砂ではその性質が大きく異なるんです。
花粉は毎年2月~5月ごろを中心に、スギやヒノキから飛散しています。
植物由来の粉上の細胞であり、花粉症の原因でもあります。
一方、黄砂は中国やモンゴルなどの大陸にある砂漠から飛散した土壌の粒子です。
2月~4月ごろに風に乗って日本へと飛来し、西日本や東日本の日本海側で
多く観測されています。
花粉や黄砂の違いについて簡単に把握した上で、車に付着するとどのような
影響があるのか見ていきましょう。
【花粉汚れ】花粉から排出されるペクチンがシミをつくる
花粉は車のボディに付着した後、夜露や雨に濡れて水分を含むと
ペクチンと呼ばれる成分を分泌します。
ペクチンはジャムの材料としても使用されることもあり
ベタベタとした質感をしています。そのため、花粉汚れが付着した
車体はねっとりとした不快な質感を伴います。車のボディにペクチンが
付着したまま時間が経過すると、車体の塗装とペクチンが結合してシミを形成します。
これは放っておくことでどんどんと広がっていく可能性があり
最終的にはボディの腐食や歪みにつながるかもしれません。
このように、花粉汚れが車に付着したならば、ペクチンが発生する前に
早めの対応が必要になるでしょう。
【黄砂汚れ】ザラザラがボディに傷もつける!
花粉汚れとは違いザラザラとした感触が特徴です。
黄砂には石英や長石などの粘土鉱物が含まれており
粘土的な性質も持っています。そのため花粉と同様、黄砂は夜露や雨によって
水分を含むと固まり、放置することで車体にシミをつくります。
汚れの種類や感触自体は花粉と異なりますが、シミになると後の洗浄が大変なため
早急に除去するのが良いでしょう。
文明の利器 高圧洗浄
車体にこびりついた花粉や黄砂を洗い落としてくれます。
どちらの汚れであろうと、まとめて洗浄してくれるため
家庭に高圧洗浄機がある方におすすめです。高圧洗浄機で洗い落とした後は
通常通りシャンプーや洗剤を用いて洗車してあげましょう!
高圧洗浄機を持ってない!という方はとにかくたっぷりの水で洗い流してあげましょう!
もうすでにシミになってしまったお車には熱湯を!
60度から80度のお湯をバケツに入れシミのある箇所に流しかける
熱を加えればいいので洗車した後にドライヤーなどで温めるだけでも可能です!
熱はペクチンに対して有効ですので初期症状であれば綺麗にすることが可能ですよ!
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